ハード・コアのJTKの映画メモのネタバレレビュー・内容・結末

山下敦弘監督作品は傑作「リンダリンダリンダ」を始め結構沢山観てて、信用できるというか、新作が楽しみな監督の1人なんで、いつも通り何の予備知識もなく観てみたら、これが私好みの怪作・奇作・痛快カルト映画だった。けけけ。
奇想天外なストーリーもさることながら、救いのない悪趣味な笑いのセンスがいちいちツボで。漫画で言えばガロ的な。
山田孝之と荒川良々の絶妙奇妙なコンビネーションも抜群。
特に居るだけで笑える稀有な役者さん、荒川良々最高ですわ。
エロシーンもエグくてね。荒川良々絡みの、年増のブスのコールガールが部屋にやってくるとことか、ちんこ勃起させて咆哮するとことか、ことごとく笑えた。山田孝之の妙にエロい色情狂の彼女の配役も秀逸！
イケメン佐藤健も会社のオフィスで女子社員をバックから突きまくっとったな。
あー面白かった。
「完」の後のアレはアレで良かった。あのまま終わったらただでさえ救いのない話がホントに救いようのない話になってしまうからね。