清々しい良作でした。
俳優陣も豪華で松花堂弁当のごとく堪能。
それぞれ、印象的な台詞で要所を締める。
松田龍平の朴訥な受けの演技はさすがの安定感で、どんどんしょったんが好きになる。家族や友人、先生、将棋仲間や主宰、皆んなが後押ししてくれるのは、しょったんが純粋に将棋が好きで、ひたむきな善き人だから。
お父さんとのシーン、抑えきれない表情に涙がとまらない。
将棋にも人柄が出るんですね。人間は、寄り添ってくれる誰かを感じるほど、より大きな力を発揮する生きものなのかも。
音楽も不思議にマッチして雰囲気を作ってました。