泣き虫しょったんの奇跡の作品情報・感想・評価・動画配信

泣き虫しょったんの奇跡2018年製作の映画)

上映日:2018年09月07日

製作国:

上映時間:127分

3.7

あらすじ

「泣き虫しょったんの奇跡」に投稿された感想・評価

松井

松井の感想・評価

3.9
将棋のプロ養成機関【奨励会】を26歳の年齢制限により退会した“しょったん”こと瀬川昌司は、「プロ棋士になりたい」という夢を捨て切れず、35歳にして夢への再挑戦を決意する。奇跡の実話。



将棋のプロになるということは東大に受かるよりもはるかに厳しい道のりである。奨励会の三段リーグで四段にならないとプロにはなれない。年に二人ほどしかプロになれないという狭き門だ。その過酷な状況を元奨励会員である豊田監督が経験した雰囲気をリアルに伝えている。


そもそも26歳の年齢制限の理由は若いうちならば他の道に進んで就職するなどツブシが効くが、高齢になると社会復帰が難しくなるため年齢制限を設けている。そうしないと、諦めがつかずいつまでも続ける奨励会員が出てくることになるからだ。


このようなボーダーラインは健全だとは思う一方でかわいそうでもある。年齢を重ねても才能豊かな人間はたくさんいる。その才能が埋没していくのはもったいない。


年齢制限で夢を諦めた人でもプロになれるという希望はとてつもない喜びを感じる作品だった。




以下ネタバレ感想★★★★







個人的に将棋が好きだ。それは数年前にたまたま観たNHK将棋トーナメントがきっかけ。何気なく観たプロの将棋。華麗な駒さばきで自分の知らない将棋の楽しさを教えてくれた。


本作はプロ棋士になる厳しさを描いており技術的なことは一切描かれてはいないので将棋を知らない人でもヒューマンドラマとしては楽しめる。ただ将棋好きとしては技術面を描いていないので将棋に興味を抱いてもらうには少し難しい内容で残念でもある。


主人公の瀬川は人のよさが滲み出たような人柄だが勝負の世界では逆にそれが命取りになる。優しさは弱点になるのだ。奨励会の対局は友人を無くすような指し回しが常識なのは驚いた。戦意を無くすようなことも当たり前らしく自分も知らない世界で新しい発見だった。



一度は諦めたプロへの道。しかし父親の死で人生観が変わる。やりたいことをしないで人生の幕を下ろすということの本当の意味に気付いたから。このシーンはとても共感できる。



紆余曲折し、アマチュア大会に参加しプロ棋士を次々倒していく活躍に世間に注目される。無視できない才能にプロ棋士編入試験という前例のない特例は棋士を目指す人間に大きな希望を与えた。こうした特例が出来たのは凄いと思う。


プロ編入試験も難関だが見事に合格した瀬川にはおめでとうと言ってあげたい。ラストの涙はうれし涙で本当に良かった。自分のやりたいことを貫く大切さを描いた勇気の出る作品だった。


ちなみにこの映画を観て将棋に興味が湧い方がいたら日曜日に放送されているNHK将棋トーナメントを観てほしい。それと将棋ウォーズというアプリもオススメ。私とアプリで対局したい方はzidan0521まで。
三月のライオンが好きだったので同じ将棋つながりで鑑賞😊奨励会の厳しさ将棋の厳しさプロになる事の厳しさ😎1度は年齢制限や自分の将棋に対する甘さでプロになることを諦めた瀬川昌司の実話の物語、松田龍平の演技が凄く良かった無表情だけど場面場面で感情が伝わって来る、プロになる為の特例試験を受ける時小学校時代の先生からのドラえもんの手紙を見た時とか親父が死んだ時とか思わず観てるコッチも( இ﹏இ )しました、また脇を固めるキャストも凄い😆リアルに感動出来る作品でした!
いい映画でした。
周りの人たちから応援されるような愛される人間に自分もなりたいです。
すべては愛ですね。
YayoiMaeda

YayoiMaedaの感想・評価

3.8
将棋の瀬川晶司の話なんだけど。

将棋界の奨励会制度に
一石投じたこの話は
当時はすごく話題になった。
(将棋好きの間では)

勝てない苦しみと
迫り来る年齢。
父の死や
隣に住むライバルとのやり取りで
自分を取り戻していくしょったんに
ウルウルしてしまったわ(´இωஇ`)

いいお話でした。
ダンナとたくさん話をして
(ダンナは将棋好き)
実話なんだなーと感慨深く思う反面
厳しい世界なんだなと。

松田龍平の
表情少ないけど
痛いほど心情が伝わる演技が
とても素敵でした。
singer

singerの感想・評価

3.3
夢と情熱と、奇跡の作品でしたね。
前例や常識を打ち破って、35歳でプロ棋士となった、瀬川晶司の半生を描いた実話を元にした作品。

なんか、見ていて自分も夢や目標に向かって頑張ってた頃の事を思い出したりしました。
そして、今作の主人公、しょったんのように、努力が足りなかったなぁと気づかされた事。
そこから諦めずに夢への道を切り拓いた事の素晴らしさを実感させられたし、
信じれば夢は叶うという事を、努力と情熱で掴み取った、その奇跡に感動を覚えましたね。

キャスト陣も豪華絢爛。
藤原竜也に至っては、ほんのワンシーンだけの登場で、強いインパクトを残してくれるし、
RADWIMPSの野田洋次郎や、永山絢斗、染谷将太が脇でしっかり光る存在感を見せてくれたし、
松たか子、妻夫木聡、小林薫、上白石萌音、國村隼、石橋静河、板尾創路、イッセー尾形と、本当に素晴らしい役者たちに支えられた、上質の物語をタップリと堪能出来るのが良かったですね。

なので、やっぱり夢を持つ人、かつて夢を持った人には、是非見て欲しいなぁと思ったし、
これから道を切り拓いていく、学生さんや若者たちの良い教材として、学校なんかでも上映されたりしそうな、
そんな人生のお手本にしたくなるような作品でした。
aco

acoの感想・評価

3.6
泣き虫と言いながらもそんなに泣かないのね…。もっと子供のころに泣き虫なのかと思ってた。

松田龍平さんのなんとも言えないぼーっとしたというか飄々(いや、これは違うかな)とした感じがとても良い。
また周囲の大人が良い人ばかりで。イッセー尾形さん、國村隼さん、とても素敵でした。
しょったんの友達、冴えないなぁと思ってたら野田洋二郎さんでした(ファンの方すみません!)。

とても優しい空気感が良かったです。
ゆっく

ゆっくの感想・評価

3.9
一度夢に挫折したしょったんのそこから這い上がる人生を描いたとても気持ちいい、清々しい作品。実話ってのも良い。メジャーな役者さんがちょい役で出てくるのでびっくりする。
龍平の号泣する演技が見れます。彼の泣きの演技が見られるのはこの映画くらいじゃないかな。龍平世代の龍平ファンは必見です。

出てくる登場人物たちは皆いい人ばかりで、豊田監督らしくなく、とても心が救われた。でも藤原竜也をほんの一瞬しか使わない尖った演出もあり。それに冒頭の将棋盤を俯瞰で見るシーンとか、対局中のdipっぽい音楽とか、やっぱり彼の映画なんだと思った。
yuta

yutaの感想・評価

3.7
藤原竜也がめちゃくちゃ脇役で出てて笑った。頑張ろう、と思いました。
yosko

yoskoの感想・評価

3.9
まだ8回もあるのか。
それとももう8回しかないのか。

奨励会の三段リーグの厳しさは凄まじいものなんだろう。それまでは互いに切磋琢磨して実力を上げてきた仲間が、時間制限有の椅子取りゲーム競争相手になり、蹴落とし合いになる訳で、しかも同じメンバーと何年も戦い続けなければならない。精神的にキツいだろう。

それにより将棋の楽しみを失った瀬川少年のサクセスストーリーだが、よくある爽快感のある一発逆転ではない。ただひたすらに地味な勝利。

将棋に詳しい訳ではないけども、この作品は将棋の醍醐味と辛さを緻密に描いてると思った。玄人ウケする作品かな。
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