ねじ

花筐/HANAGATAMIのねじのレビュー・感想・評価

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)
4.8
はい性癖です。寺山修司っぽい。からからと回る写真の連続が映像。コラージュの現実、記憶や夢を思い返すときに補完されるあやふやな風景みたいだった。記憶には流れがない。これと覚える、焼き付いた景色があれば、そのひとつの写真が記憶の風景となる。はりぼてのように見えるけれど、その確かさゆえの曖昧さがある。
みんな美しかった。目の輝きが命だった。愛を定めて、青春を浪費するときにだけ燃えるものが眼の中にあった。若いけれど信念がある。
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