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カランコエの花のerinaのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.1
高校の1クラスの小さな社会の中での描き方は
自分の親しい間柄にもし当事者がいたら
という想像に変わった。

シュシュをつけ、自分の身を守ることを
無意識に選んでしまった主人公。
愛情のつもりが
不意に刃となることもある。

勝手な想像、解釈が
どれだけ人を傷つけているのか
顕著にわかる作品だった。
辛いのは、その苦しみは
当事者だけのものだということ。

自分だったら、どんな言葉をかけてあげられるのだろう。
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