あちり

カランコエの花のあちりのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.7
若手俳優達が良かった


エンドロールまでは見たことあった内容だった。
エンドロール以降でもう、抑えられない感情で泣いた。誰が悪いとかじゃない、誰がおかしいとかでもないし、正しいとかもない。今回のテーマはLGBTだったけれど、そうでなくても自分が知らないことに向き合うことは怖かったり、不安だったり、本当のことを知りたい そういう気持ちはあると思う。海外の感覚ともちがう、日本人の捉え方や価値観で描写しているのが、リアルでわかりやすくて良い映画だと思った。

たったの49分でここまで描くのは凄い。


感想を述べるなら
私は保健の先生が想像力不足でこうなったなって、責任能力を問いたくなった。でも、当たり前に先生でさえも完璧じゃない、当たり前で完璧な人間なんていない、そう捉えるとやっぱり誰が悪いとかじゃないんだって、自分で 解釈した。
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