デイアンドナイトのpukupukupuのネタバレレビュー・内容・結末

・エピソードを色々と詰め込んでいる分、ストーリーが散らばってしまった印象。それゆえ中途半端に感じる部分もいくつか。途中、孤児院のシーンなども挟むことで、主人公の復讐心が途切れたように感じる事があった。また重大な事件なのにマスコミが食いつかなかったり、奈々と北村のシーンの展開等ご都合主義に思える部分もあった。
・映像は全体的にセンスは感じられなかった。ただ昼と夜のパラパラ部分だけは面白かった。
・昼と夜の差はもちろんありつつ、最後のシーンに行くまでに徐々に主人公が善悪に押し潰され狂気さが増していくような展開を見てみたかったし、最後の対決にもっとその迫力を感じたかった。泥の上なら『その夜の侍』の方が良い印象。結果復讐しきれず終わってしまう。またセリフ過ぎる部分がいくつかあった事がフィクションを感じさせて残念だった。役に関して、奈々役はおいしい役だったと思うのといくつか無理やり作ったような役があったように思う。