このレビューはネタバレを含みます
2021/8/28鑑賞。23点。
〈見所〉
・背景音がうるさい映画
・首を撃たれたのに元気
〈あらすじ・ネタバレあり〉
大学生・アナは、友人のネイトとリヴと一緒に物体テレポーテーションの研究をしている。
小さな物体を移動させることに成功したので、テレポーテーション装置を本格化しようとするが、資金不足に陥る。
3人は、資金提供してもらうための決定打として、人間のテレポート移動が可能であることを証明することに。アナのテレポート移動は成功する。
アナは実験以降記憶の一部が曖昧になり、記憶力も衰えている。
そんな中、猿のマスクをつけた者に襲われ、研究データの入ったファイルを奪われるアナ。
そのうちアナは、ネイトの言動にも不信感を持つようになる。
そんな中、アメリカ中のパソコン内システムが攻撃される事件が起きる。原因は、テレポーテーション実験。捜査機関も動き出し、攻撃源がアナの所属学科の建物である事まで絞られている様子。
母親に電話したアナは、「暗号を言ってくれないと話せない。あなたがそう決めたんでしょ」と言われ、母親に拒まれる。暗号を伝えた話も、そもそも暗号が何なのかも分からないアナ。
大学内の動物実験反対グループも、アナに対して動き出す。というのも、アナはテレポーテーション実験でマウスや虫、猫を使っており、そのことがバレたのだ。
アナは、テレポーテーション実験を記録した映像データを見る。アナがテレポート移動した直後、もう1人のアナが姿を現していた。
ネイトとリヴが調べた結果、テレポート移動した後のアナの正体は【光】で、彼女の記憶は全てオリジナルのアナのもの。【光】は、当然人間のような記憶能力がないため、アナは新しいことを覚えられなかったのだ。
本来、光は実体を持たないのだが、実験の副作用によってアナの肉体をコピーしてしまったみたい。
同じ容姿・記憶の存在がこの世に2つあるのはタブー。アナの容姿を持つ光は、消滅することに同意する。
光が消滅した後、(本物の)アナとネイト、リヴは今度こそ確実にテレポート移動を成功させるため、実験を再開する。
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主人公が実はオリジナルではない…という展開は、マイケル・ベイの【アイランド】みたい。
