ボナペティ男

戦狼 ウルフ・オブ・ウォーのボナペティ男のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウー・ジンのウー・ジンによるウー・ジンのためのウー・ジン。パート2。
前作を遥かに凌ぐスケールで描くフルスロットル・ナルシシズム・アクション・ムービー。

前作、憤慨して然るべき不甲斐なさだったガン・アクション。そもそも期待がなかったから別にええかで済ませていたのに、今作では種種雑多なアクション・シーンのハッピー・セットと化し、尚且つガン・アクションからカー・アクションまでを高水準で楽しませてくれるようになった。
なんでもありのハッチポッチ状態。

ウー・ジンの肉体が魅せる格闘シーンは勿論、それを活かすために作られたシークエンスが度肝を抜く。
ラスボスのフランク・グリロもアクション俳優としての存在感を発揮するも、前作のスコット・アドキンスと比べると絵面が見辛い……。
何はともあれサム・ハーグレイヴの偉大さを改めて感じる。
ハイジ・マネーメーカー久しぶりに見た。

ストーリー展開の無計画さは加速。途中で考えることをやめた。
元《戦狼》の民間人はなんでも許されるからええかと思った。

ウー・ジンのような人々を救う英雄をなんて呼ぶか知ってるか?
チャイニーズだよ。
ボナペティ男

ボナペティ男