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モリーズ・ゲームのatagiのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
3.7
実話ベースにつき、斜め上を行く脚本かといえばそうではないが、回想と現在を織り交ぜながら、モリーのアメリカン・ドリームからホットドッグも買えなくなるまでの激闘の事件の顛末を味わうことができる。

高額ポーカーに来る客も、弁護士も、登場人物は皆、機知的でよく喋るし会話のテンポが早く、情報量も多い。
モリーの回想シーンなんかセリフと映像の高速攻撃で、言い回しを反芻する時間はほぼ無い。これが140分だから正直疲労感は否めず。なんなら長い。

とはいえ、後半の弁護士イドリスエルバの熱弁シーンはカッコいいし、親父もズルい役所。何よりジェシカチャスティンの乳の圧力が凄い。
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