モリーズ・ゲームの作品情報・感想・評価

モリーズ・ゲーム2017年製作の映画)

Molly's Game

上映日:2018年05月11日

製作国:

上映時間:140分

3.6

あらすじ

モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な掛け金でポーカーに講じていた。やがて、彼…

モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な掛け金でポーカーに講じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが──。

「モリーズ・ゲーム」に投稿された感想・評価

りお

りおの感想・評価

3.0
主演のジェシカ・チャステインといえば「女神の見えざる手」の天才ロビイスト役が記憶に新しい。
オープニングは前回演じたこのロビイスト役を彷彿とさせる彼女の早口な一人語りで幕を明ける。
父親のスパルタ教育を経て五輪期待のモーグル選手として成長した主人公は、試合中の怪我で選手生命を絶たれることに。
若くして挫折を味わった主人公がリフレッシュ休暇中に出会った人物は闇ポーカーの主催者で、アシスタントとして彼の下で働くうちにこの裏社会の魅力に取り憑かれていく。
いかなる時も冷静さを失わない主人公は、闇ポーカーに興じる参加者達を注意深く監視し、うまくコントロールしながら闇ポーカーの運営を続けていたが、ある日突然FBIに捕まってしまう。
彼女の弁護人として白羽の矢が立った弁護士は、彼女と接するうちに彼女の素顔に行き着くことになる・・・
「女神の~」と被る要素がいくつかありますが、こちらは主人公の性格形成に少なからず影響した父親の存在が描かれています。
「女神の~」は主人公の過去や生い立ちがあまり語られず、作品としての見せ方に重きを置いた作品のように感じました。
しかも本作は実話を元にしているそうで。
ジェシカ・チャステイン、他の出演作品を知らないのですが、この二作品ですっかり気の強い頭の切れるバリキャリ女性のイメージがついてしまった。
観れてよかった。

大好きな映画。

真面目な人間っていいよね。

号泣。

このレビューはネタバレを含みます

脚本の構成がエグい。時系列3つもあってテンポも速いのにスッキリまとまってて感情移入できる。
なんとなく、いつものソーキンと比較して主人公の捉え方に温かみを感じたが、それは別に原作にもよりけりか。
父と娘の物語に帰着させるまでのもっていき方にも感心した。
mengru

mengruの感想・評価

4.0
陶器のような肌をもつ女神ジェシカチェステインには、さすがに大学生の役は厳しかったが、それ以外は十分満足できる映画だった。成功者が集うポーカーゲームを主催するのに一体どんな能力が必要なのだろうか。検討もつかない。再見してアーロンソーキンの台詞に酔いしれたい。脚本を書くためにホテルでよく缶詰めしていたな。夜にマッサージ師を呼んで、部屋の中をロウソクで照らして。そんな才能あふれるソーキンがこんどは監督業に参入した。大いに応援したい。
亜莉栖

亜莉栖の感想・評価

4.0
彼女の目線で描いたお話でありながら、他の人物の目線で描かれているところもあり彼女モリーがどんな人物であるか感じていける作品だと思います。
彼女や彼女に関わる人物達との駆け引きはドキドキした緊迫感を楽しめます。
とにかくセリフとナレーションが多い、字幕読むの疲れる。苦手だ。
たくみ

たくみの感想・評価

4.0
女神の見えざる手と2本立てで観た。女神は去年観たけどこっちは見逃してたんで飛びついた。

途中にポーカーの解説が入る辺りで、これは失敗したかな!って思ったけど(←ポーカーできない人)そこさえクリアしてしまえば面白かった🎵

やっぱりジェシカ茶捨院様は綺麗だ(  ̄_ ̄)

観終わった後で実話なんだと知った!まさしく人生は小節よりも奇なり。
8/10観賞
ジェシカ・チャンスティン目当てで観に行きました。あとアーロン・ソーキンが初監督してるってことでも。観たことある作品は少ないけど。たぶん『ソーシャル・ネットワーク』をTVで観たくらい?でもあれはデヴィッド・フィンチャーだから観てた。『マネーボール』やドラマだと『ホワイトハウス』が凄いとは聞いてるんだけど、観てないです。

エスカレートしたために周りから理解されない役がすごくハマる。ジェシカ・チャンスティンをそんな役者と思っているんですが、最近は動物園とかItで幅を広げてるみたいです。でもハマるのは性格きつめで周りから共感されない優秀な人物と思ってます。観ている出演作はだいたいそんな感じで、今回演じてるモリーも『女神の見えざる手』と特徴は被ってるんだけど(段々薬を常用するところや睡眠時間の減少など)、こっちは父親との関係に悩む一人の人間として描いてる。弁護士の娘も出てきて、女の子の目からモリーがどんな人間に見えたか、いろんな面からモリーがどんな人間かを描こうとしてる。

アーロン・ソーキンは原作者への取材インタビューで、原作に描かれてない内容があること、実名を書かなかったことが気になり、その監督と原作者の関係を弁護士とモリーに置き換え映画にそのまま持ち込んでいる。そして、原作の物語と原作者が逮捕される場面も加えてるから、原作を映画化というよりモリーの事件を映画化してます。

モリーは父への反発から、男性に対抗心があるのかなと思ってたんですが、それだけじゃなく家族を壊したくないトラウマや、挫折から立ち直りたいといった、複雑な背景を持っている人物として描いてるのがよかったです。所々精神面やマフィアに暴行されたりと危なくなってるし、完璧な人間じゃないんです。

ケヴィン・コスナー演じる父もよかったし、マイケル・セラもいいです。あの役をみるとジェシー・アイゼンバーグかなと思ったけど、実在の人物を数人混ぜて作った役らしい。ケヴィン・コスナーはもう父親役が鉄板になってるのかな。

ブランド物の手袋を代金替わりに市営スケート場で、周りの人間を何人も追い抜いて行くところとか、モリーの性格が出てて、単に競争が好きだからあんなことをやったって感じも出てて、すごくいいシーンでした。冒頭からの編集のテンポも2000年代のMVぽくて好き。
見応え充分な内容なはずなんだけど、セリフとナレーションが多過ぎてちと苦しかった。
同種の女神の見えざる手にはかなわない。しかし、トップアスリートになるには、熱心な親の存在は不可欠なんですね。
KaiSaito

KaiSaitoの感想・評価

3.9
個人的にはテンポよくて好きだったなぁ!

栄光から破滅パターンはあるけど、破滅から立ち直るパターンは珍しくて好き。モリーは法を破ったけど、正しい選択を随所でしてきたわけで。法を犯したから人間的な扱いをされないというのはやっぱ違うのかな…と。「キングスマン:ゴールデンサークル」の麻薬の話をちょいと思い出しました…。

強い男性の支配を続けたモリー、今は女性のコーワーキングスペースの設立に動いている…?ようです。
犯罪者かもしれないけど、応援したくなる。そんな魅力的な人間をテンポよく描いた映画でございます。
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