法で裁けない悪を自らの手で葬り去っていた彼だったが、ある事故がきっかけでアルツハイマーになってしまう。一人娘に支えられながら生きているが、ある日車の事故で出会った青年を彼は直感的に同じ殺人鬼だと感じた。しかしアルツハイマーの彼の話を本気にしない周りな上に、彼自身も本当にそうなのか分からなくなっていってしまう。
ジャンルはサスペンス。
真犯人を知っているかもしれない人物がまさかのアルツハイマーというなかなかぶっ飛んだ設定だが、それを存分に使った作品でなかなか楽しめた。
真犯人がその男なのか、彼なのかも結構グレーでそこも良かった。
そしてキーはやっぱりボイスレコーダーだよね。
このアルツハイマーな雰囲気は「ファーザー」に近いものがあった。
ラストの肉弾戦はちょっと長かったかな。
20221025.0406.1355