とても良かった、中盤からずっと涙ぐんでた…(T_T) お世辞にも上手な映画ではない。プロレスラーたちの芝居のことではありませんよ、そんなの最初から分かりきったこと。そうじゃなく、映画作品の出来として佳作とは決して言えないということなんですねぇ… だ・け・ど！ 本作は「プロレス」の最良の部分、最重要な部分を見事に描ききっていた！！ これだけは、プロレス馬鹿の一人として断言できるんです。素晴らしい映画だと思います。
プロレスとは負傷者、ロートル、悪役脇役、挫折者、劣等社により輝く見世物なんですね。このテーマはかなり普遍的なものので、本作が採用してる親子物フォーマットを超えてる、と思ったりします。
プロレス好きしか観ないのはもったいない。プロレスに興味のない人にこそ観ていただき、そして率直な感想をお聞きしたいなぁ…(*´ω｀*)
