Yurari

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのYurariのレビュー・感想・評価

3.0
天才少女リンは教師の父親と二人暮し。成績優秀のため、授業料免除・ランチ無料という特別待遇で高校に入学する。勉強が苦手で女優志望のグレースと仲良くなり、彼女の家庭教師になることに。
しかしグレースは飲み込みが悪く、教えた内容をすっかり忘れた状態でテストの日を迎える。リンは仕方なく消しゴムに回答を書き、グレースに渡すという古典的なカンニングに手を染める。この程度で終わればよかったのだが、グレースが彼氏にこのカンニングの事を話したせいで、リンの頭脳を頼りたい生徒が続出し、国をまたいだ大掛かりなカンニングに発展していくー
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賢いはずのリンが、リスクを考えずにカンニングビジネスに関わったのがよく分からない。贅沢な暮らしをしているとは言えないが、そんなにお金に困っている感じではしなかったし、違和感がある。
グレースや彼氏を始めとするボンボン生徒達の思考の浅さも腹が立ってくる。巻き込まれた奨学生のバンクが一番の被害者だ。

ハラハラはしたものの、みていて気持ちの良い映画ではなかったかな…。
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