桃龍

クルーシブルの桃龍のレビュー・感想・評価

クルーシブル(1996年製作の映画)
3.5
ナショナル・シアター・ライブ 2023 「るつぼ」観賞前に予習として見たが、この映画だけで充分だった。
戯曲「るつぼ」の原作者アーサー・ミラーがこの映画の脚本を書いてるから、これが完成形ってことじゃないかな。

『存在の耐えられない軽さ』のダニエル・デイ=ルイスと『ナイト・オン・ザ・プラネット』のウィノナ・ライダーは、いいキャスティング。
犯した過ちに苦しむオヤジと、災悪のキッカケとなる一途な小娘を、リアリティある演技で表現する。

悪魔との関係を告白すれば(すなわち嘘をつけば)赦され、否認すれば死刑というのは、当時はそうだったと分かっていても理解しがたい。
桃龍

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