いちごだいふく

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のいちごだいふくのレビュー・感想・評価

4.0
1980年、テニスのウインブルドンで、ボルグとマッケンローが 歴史的戦いをした決勝戦を描いた作品。
決勝戦に至るまで、互いの過去と現在を織り混ぜつつ描かれていてる。特に、冷静沈着なボルグの内面を描いていてたのが素晴らしい。5連覇の重圧と共に孤独に追い詰められる様は重苦しかった。相反するような二人に見えるが、実は同じような部分を持つライバルだったというのには驚いた。3時間55分の決勝の戦いは緊張感もあり良かった。互いに打ち合うことで理解しあった二人。頂点に立つものしか見えない世界があったのだと思った。