KEIGOKATAOKA

ホイットニー:本当の自分でいさせてのKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

3.5
一昨年に映画館で見た「オールウェイズラヴユー」に比べると、それぞれの関係者たちの主観描写が強く感じたけど、
彼女の才能と名声に群がってくるさまざまな人々、そしてドラッグに溺れていく様は見ていて痛々しい。
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基本的には99年の最後のワールドツアーのライプ模様を中心に、過去の映像が折り重なっていくのだけれど、序盤から中盤にかけてのデビュー時のキュートなルックスながらとんでもない歌唱力のセンセーショナルな映像はとにかく引き込まれてしまう。
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(一側面なのは承知の上だけど)人間模様でいうと今作は圧倒的にボビーブラウンが汚い。口汚いし、見た目もどんどんきつくなる。お洒落でかっこよくてちょっとヤンチャなのははじめだけ。嘘くさくて最低に描かれている。
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あとは黒人差別も問題だけど、黒人の中でも性マイノリティに対しての差別があるのはちょっとショックだった。
ドキュメンタリーは受け取り方が難しいですな。
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