このレビューはネタバレを含みます
ミイラ取りがミイラになるというか
偽りの情報を流すマスコミ関係者達への
風刺というか
黒い名声を正そうとする人間が
富と名声を得る事で嫌っていた人間に
なってしまう
自分の意思で行う自殺はテレビで生放送しても
罪に問われないという、悪魔の様な法律
生きる希望を与えるという
大義名分で始めた番組のハズが
見慣れてしまうと、
視聴者達はどうやってこの人は
自殺をするのかを見たいだけになっていく
恐ろしい現実へ…
最終的に主役の妹が番組に出て自ら…
苦しい状況で生きる事が正解なのか?
視聴者や番組からの寄付や賞金の為、
死ぬ事が正解なのか?
そもそも正解を知る事が正しいのか?
見終わった後に虚しさと悲しさが
グッと心臓に響く作品だった