FREDDY

スーサイド・ライブのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

スーサイド・ライブ(2017年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

自殺の瞬間を生放送するリアリティ番組の暴走を描いたサスペンス・スリラー作品ということで。印象としては、アダム・ロジャースを演じたジョシュ・デュアメルやシルヴィアを演じたケイトリン・フィッツジェラルド、イラナ・カッツを演じたファムケ・ヤンセンなどといったキャスト陣は魅力的でしたし、中でも、メイソン・ワシントンを演じたジャンカルロ・エスポジートの演技力は抜群で、彼の泣きの演技には心を大きく揺さぶられましたし、心惹かれるものを強く感じました。そして、"出演者の自殺をテレビで生放送する"といった大胆なコンセプトはとても面白く、アダム・ロジャースとメイソン・ワシントンの2つの軸で描かれる物語も単純なものではあるが、"命の尊さ"や"家族の大切さ"というものを考えさせられましたし、決して気持ちの良いものではないが、これはこれで個人的には楽しめました。ただ、当然人を選ぶ作品だと思いますし、ありきたりな展開ばかりでラストもひねりはなく、少々面白みに欠ける。オススメは難しいですね。
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