うらがえる

V.I.P. 修羅の獣たちのうらがえるのレビュー・感想・評価

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)
3.7
【あらすじ】
韓国で婦女暴行連続殺人の容疑者に北朝鮮からの亡命者グァンイルの名が浮上し警視のチャン・イドはグァンイルを逮捕するが、国家情報院の圧力で逮捕が無効に。というのもグァンイルの父親が北朝鮮の官僚で中国から北朝鮮に流れるお金の管理をしておりその情報がほしい韓国国家情報院とアメリカCIAが画策し保護に回ったのである。警視のチャン・イドはなんとか逮捕する手はないかと考えていると、とある男から1本の電話が入る。



【感想】
いや~すごく男臭い内容だったけど面白かった。
北朝鮮・韓国・アメリカ・中国などの国家間の画策と韓国内の権力構造の中で苦しむ2人が良く伝わってくる。(上の立場には上の問題があり、下の立場には下の問題があり、それが崩せない感じ)
容疑者役のイ・ジョンソクが韓国男性アイドル?ってくらい美青年なんだけど、やることがサイコで序盤は女性は見てられないかもね。
そして権力で苦しんだ2人(キム・ミヨンミンとチャン・ドンゴン)はミヨンミンは暑苦しく、ドンゴンはスマートで冷静を装う感じの対比もよかったし、最後のドンゴンの吹っ切れた感じもよかった。
うらがえる

うらがえる