黄色い二両電車が走る眼下には、青く澄み渡った海。
古き良き、歴史を感じる街並みの先には、日本三大酒造・広島県西条。
日本酒の強いアルコール臭が苦手なヒロインが、大学の単位取得のために酒蔵へ実習へ行くところから始まる、“酒×恋”のストーリー。
川栄さんは初主演とは思えないほど堂々とやってらして、さすが。
まだ青い部分もあるが、それがまたいい。
これからの活躍に期待。
「杜氏とは何か」など、素人が若干置いていかれる部分はあるが、
出てくるお酒がどれも美味しそうで、日本酒作りに関わる人々の愛を感じる作品だった。
作中に出てくる酒は実際に販売されているそうで、ぜひ飲んでみたい。
苦手だと感じたものをすぐに遠ざけるのではなく、「知る」ことが大切なんだなぁ。
元日本酒嫌い、現日本酒好きのわたしも共感。
