えりみ

恋のしずくのえりみのレビュー・感想・評価

恋のしずく(2018年製作の映画)
4.0
Filmarks試写会で。初めて当たった🎯
川栄ちゃんも日本酒もどっちも好きって書いたら当たった♡
恋愛映画やったらキツいなと思ってたけど、恋愛要素はしずく程度で助かった。日本酒愛を感じるご当地ムービー。
日本三大酒処、灘と伏見は知っているがあと一つが西条と初めて知った。
東広島市でロケ、しかも本物の酒蔵で撮影しており広島の竹鶴酒造の杜氏である石川達也さんが酒造りのシーンを監修。
生酛(きもと)造りのキーである山卸のシーンもあったり、普段一般人が見ることの出来ない「酒が生まれる」工程を知ることが出来る。
映画では美しい瀬戸内海の景色も差し込まれるが西条自体は内陸の街。広島県に東広島市が後援しているので安芸津あたりでもロケしてるのはご愛敬。
日本人でも一度訪れてみたい!と思わせる画づくりは地域活性化に貢献しそうやし、SAKEの魅力(飲み方、食事との合わせ方等)以外に三島由紀夫の「橋づくし」や源氏物語の和歌、音楽は和楽器バンドを起用するなど海外受けしそうな日本文化ネタも盛り込んであってインバウンド、海外配給も期待出来そう。
上映前に宣伝担当者から、撮影に協力してもらった柄酒造株式会社の酒蔵が平成30年7月豪雨で被災し今年の酒造りを断念したと聞く。映画製作スタッフ40人が蔵に入り込んだ泥の掻き出しに協力したとのこと。
立て続けに起きる災害につい忘れがちになるし他の地域でも同じ事だとは思うが、この映画を機会にまた広島に目が向けばいいなと思う。
ちなみに映画公開後では既に終わっているので先にいうとくと、劇中でも出てくる「酒まつり」は今週末(10/6、7)開催。詳細は「西条酒まつり」で検索してみて。
〇〇がビショビショになる😋という美女鍋(びしょなべ)もこの映画で初めて知った、食べてみたい♪
映画タイアップ商品がこの規模(失礼)の映画であるのも驚き。
劇中に出てくる「鯉幟」は金光酒造(賀茂金秀)が、「命なりけり」は西條鶴酒造が発売しネットでも買える。
劇中でライバル?酒造の酒「安芸乃露」まで相原酒造(雨後の月)が発売。
それ以外にも「恋のしずく」公開記念9つの酒造限定ボトルってのも発売中で、コンセプトは「飲んだら恋をしたくなるような純米酒」😄
日本酒ブームを感じさせますなぁ(他のレビューを見るとまだまだ主人公のような日本酒敬遠派の方が多そうやけど)。
小規模酒造メーカー(劇中の蔵元は年間200石)の厳しい現状を描いたりして結構リアルというか、伝わるかなぁ川栄チャンとかエグザイルとか仮面ライダー目当ての客層に😅
あれ、🍶レビューになってる?戻さんと💦

最初はデジタルのパキっとした画がTVドラマっぽいなと思ったけど、酒造りが始まる秋から冬の澄んだ空気感が表現されているように感じてきた。蔵や室内の画はしっとりしていてきれいかった。
欲を言えばもう少し冬の感じが欲しい(ずっと秋っぽい)。中村優一君の一番の見せ場シーンに至っては夏っぽいし画が繋がってないまあ爽やかで心象風景には合うてんねんけど。中村君は初めて見たけど若い桝太一って感じのキャラでした。
主演というほどの華はないけど、人生の先輩に揉まれて成長する役なので上手くハマってた川栄李奈。女子力に無頓着なリケジョという設定で主役なのにワードローブの少なさと絶妙なファッションセンスに好感w
顔はずっと可愛い♪肝心のラストシーン以外は終始可愛い(これでええのんかどうか是非観てみて欲しいww)。
久しぶりにみた宮地真緒は色っぽさが増したというより野性味が増したような…あ、女性らしさゼロのカジュアルウェアからでも分かる巨乳だけは健在♪
本作が大杉漣の遺作になるらしい。亡くなった人が亡くなるので泣きそうになる。
小市慢太郎の杜氏っぷりがハマり過ぎて際立つ。「エロス」キャラといい外を出歩く私服の格好良さといい…え?この人49歳なの⁉シブいなぁ♪
ただ本作の個人的MVPは丹古母鬼馬二に!
故我王銀次よりイカツイ芸名の役者、最近みいへんなぁと思ってたらクレジットに名前があって「彼か!!」と。
葬式でクダ巻く神主さんの迫力が桁違いやった。
調べたら広島出身なのね、諸々納得😉