たむ

のみとり侍のたむのネタバレレビュー・内容・結末

のみとり侍(2018年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

題材もキャストも、日本映画久々の艶笑喜劇を作ったのではないかと、その可能性があった映画だと思います。
しかし、可能性だけの話でした。
左遷された侍が、猫ののみとりとなって、自分の人生観を破壊されていく過程が喜劇となります。
おそらく問題は結末で、主人公が結局侍に戻れてしまうことでしょう。
色々経験して、振り出しに戻っただけ、登場人物が成長も変化も特にない。
この題材で、登場人物が成長も変化もなく、現状に戻って幸せをつかむ、という物語が110分描くことに、私は面白味を見出だせなかったのが、正直なところです…。
阿部寛さんははまり役だったと思うのですが…。
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