さ

判決、ふたつの希望のさのレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
4.0
とっってもよかった。わたしはパレスチナ側の視点から難民問題を見ていたからレバノンの地の歴史や状況をあまりよく知らないままだったのが悔やまれる。
謝罪は弱さじゃなくて礼儀だ。とか、結構よい台詞あった。忘れたけど。笑 戦争も和解も、相手の心に近づくほんの一歩、ほんの少しのきっかけで始まるな、とリアルに思った。ありきたりな言葉やけど、誰しもが抱えてる苦しみって比較できないし、それぞれ社会に尊重されて受容されるべきだー。裁判所で故郷の襲撃の映像を見せられて泣いてたお父さん見て泣いた。戦争のトラウマはわたしには理解できないけど、色んな辛い過去を持ってて、それを守るために暴言や暴力を振るったりする感情の高まりを画面を通してすごく共有できた。うーん。難しい。
法廷のシーンもテンポよくて、飽きずに見ていられた。父の方にひたすら苛々してとても面白かった。
やっぱり中東行きたいなあ…
さ