判決、ふたつの希望の作品情報・感想・評価

「判決、ふたつの希望」に投稿された感想・評価

area49

area49の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パレスチナとレバノンの関係性を露わにしたいい裁判映画でした

判決後、両者の弁護士が映るカットで、手を組んで親指で勝者を湛えた拍手👍に見えたあのシーンはグッときましたー
面白いか、感動したか、と聞かれれば、そこまででもない。
でも、パレスチナ問題だけじゃなくて、ナショナリズム的な問題全部に当てはまる馬鹿らしさがうまく描かれていたと思う。
民族問題を背景としたトラブルを描いたジアド・ドゥエイリ監督作品。裁判に至るまでの過程の語り口が見事。ジャンルは違えど『シン・ゴジラ』の序盤の雰囲気に近いものを感じさせる。メインとなる法廷劇も私の中では『アラバマ物語』『ア・フュー・グッドメン』を超えた。‬
201811下高井戸
現在の日本ではなかなか身近に感じられることはできないであろう、中東の移民問題。
考えさせられるテーマではあったけど、ここまで高評価になるほど映画として面白かったかと言われると…
Chikara

Chikaraの感想・評価

4.6
よく世界史の先生が、「人の足を踏んだ時、踏んだ側はそれを忘れるけど、踏まれた側は忘れない」って言ってたのを思い出した。

どうしても人は、自分がされたことや、どちらが酷いことをしたのか?とか、自分中心に物事を考えて、自分が相手にしたことを忘れがちだよね。

冷静になって考える、自分は相手に何をしたのか、相手が自分にしてきた事にどんな理由があったのか、個人の喧嘩レベルの仲直りの方法が、実は世界レベルの平和的解決にも繋がるって事を、この映画を観て感じた。

まぁ国レベルの争いだと、相手の歴史を知ったところで、じゃあどっちが先に仕掛けてきたのか?とか考え出してきりがないのだろうけど。

パレスチナ難民の問題について、そこそこ知っていてよかった。
人間は歴史から目を背けて、歴史から何も学ぼうとしていない。
先ずは歴史を知ることから始めるべき。
sachiki

sachikiの感想・評価

4.0
(130)
宗教対立テーマにした作品は個人的には外れ少ないけど、重たいってイメージがある。
更に背景知識も多少なりとも合った方が分かりやすいしって事で敬遠しがちなんだけど、今作もぜひ色んな人に観てもらいたい作品。
始まりは些細な事なんだけど、それがどんどん大きくなっていく。当人同士よりも周りが騒ぐ。そうゆうのもしっかりと描かれていたのがよかった。
今作の題材ってどっちが悪いとは割りきれないとは思う。どっちの側になってもよくないってバランスをしっかりと保てた作品で作りてに好感がもてた。
トニーがヤーセルを殴る終盤のシーン。
それぞれに痛みがあることを、トニーが体感する瞬間を描いている。
個人のレベルでなら、人はこんなに理解し合えるのに、、と思った。
cxxmpx

cxxmpxの感想・評価

3.5
固有名詞や歴史的な背景はギリ分かる程度だったからかもだけど、個人の対立を民族/政治的な対立までに拡大したにしてはやけに簡単に丸く収まった感が強かった。当人同士のわだかまりが無くなったのは描かれているが焚きつけられた両方の人達はあれで収まるんだろうか。

「レバノン軍団」て正しい訳なの?というくらい凄い政党名だと思った。
●'18 11/3〜16単館公開
(首都圏等: '18 8/31〜公開)
配給: ロングライド
提供: バップ/アスミック・エース/ロングライド
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
ワイド(シネスコ)
音声仕様表示無し
11/12 14:45〜 メトロ劇場にて観賞
DCP上映
LPCM
パンフ未購入
※トップクレジット及びエンドクレジットの冒頭のみアラビア語と英語表記。
エンドクレジットローリング部分は英語のみ。
>|