いとまる

判決、ふたつの希望のいとまるのレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
5.0
些細なことから国を巻き込む大きな裁判に発展。そんな些細なことでも実はパレスチナ問題という民族的な問題が根深く関係していて、その問題の深刻さを表している映画でした。
パレスチナ問題は何となく理解はしていたけど、もっとちゃんと知らなければならないなと感じた。
裁判のシーンはどれも迫力があり、張本人である二人の受けた苦しみや痛み、それらをぶつけ合う姿は本当にリアルで、パレスチナ人とレバノン人の軋轢を象徴していました。
こういう問題がある中で、新しい時代に向けて二人のようにお互いの痛みや苦しみを知ることか大切なのだと実感した。
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