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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブルのharukaのレビュー・感想・評価

5.0
マイマザーを作ったときに
制作支援をすべて打ち切られて
アパートを売りにだしたり
自分のギャラだったり
全財産を制作につぎ込んで
作られたという話を聞いて
そこまでして作り上げた
ものがちゃんと正当に
評価されて良かったなぁ
と感じた、、、、

わたしはロランスを
すぐには制作できないと
なったからなにかを
書かなくてはいけないと
思い立ってわずか2週間で
胸騒ぎの恋人の脚本を
書いたドランは本当に
天才だと思った。
あんな素晴らしいものを
2週間で書き上げてしまう
なんて本当にすごい。

ドラン映画常連の俳優陣たち
から撮影中以外はおとなしく
控えめで喋らないのに
撮影中にはカットをかけないで
早口で演出について喋り出す
という話を聞いてさらに
ドランが好きになった、、、、

いつもどこにいても孤独感を
感じていた彼にとって
映画という居場所があって
本当によかった、、、

事実共演俳優の方々が
ドランについて語るとき
本当に楽しそうにみんな
話していてドランのことが
大好きだし尊敬していて
友人の一人のように
語っているのが素敵だった

ドランが本当に好き。
これを見てさらに好きになった。
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