グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブルの作品情報・感想・評価

「グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

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『マイマザー』の共感具合に驚き、これを撮ったのが17歳の少年だったことにさらに驚いた。それから俺はドランの作品を漁るようになり、新作が公開されれば必ず観るようになった。

んー、ドランの半生を52分でまとめるにはさすがに短過ぎる。それに中身は他者とドランの褒めちぎりインタビューばかりで映画というよりはNHKとかで流れてそうな内容。もっとメイキングとして撮影風景などを見せて欲しかったな。

しかし、そうか天才ドランもオリジナルの中にいろんな作品の良いところを借りたりしてたのか。生き急いでいるようにも見えるが、映画を撮ることが原動力であり人生であるとするならば、やはり彼は天才なのだろう。

『マミー』の画面が広がっていく演出と、広すぎる空の下でカートを振り回すシーンが懐かしすぎて死んだ。
「マイ・マザー」から「たかが世界の終わり」までドランの魅力やそのあふれる才能についてを豪華な俳優や、映画の関係者の人達が語る。
だけど現時点で彼を総括するなんてとてもできないと思った。なぜなら彼は今まさに進化し続けている最中で、皆が彼の次回作を固唾を飲んで待っているような状態なんだから。とは言え、どうしたらあのような映画が撮れるのかすごく興味があるし、この時点でちょっと振り返ってみるのはとても楽しいことだった。
またニールス・シュネデールによる、映画を作り始める時の様子などはとても興味深かった。
映画を作るために生まれてきたようなドラン、映画が彼の生きる理由とまで言われていたのが忘れられない。
ドランはどハマりするのもあれば苦手な作品もあるのでドラン好きとは言えなかったけど、このドキュメンタリー観て"めちゃくちゃかっこいいなードラン"てなった。スーパースター
100点 新ジュマンジ(2回目)
582 100点

583

ずっと観たくてやっと観られた!ドキュメンタリーなのにそれぞれの映画を思い出して泣きそうになった。やっぱりドラン最高!
なんかもう賛辞の表現が出尽くしてしまっている感じで、今更何と讃えるべきか…。
そう、《良い》事でお馴染みのグザヴィエ・ドラン。彼の監督デビューから、現時点の最新作『たかが世界の終わり』に至るまでを追ったドキュメンタリー。
本人が振り返るキャリアと、これから。ドランの素顔(?)は、彼の作品の主人公それぞれの或る側面をそのまま抜き出した様…って、逆か。精力的で、自信に満ちていて、でも瞳の奥には無限の暗闇が広がるようで、しかしよく見れば何のことはない、それは反射した自分の瞳の奥の暗闇なのである…、というような。きっと側に居ると勝手にこっちが壊れてしまうに違いないし、絶対に側にいて欲しくない人、というか天才なんて大概そんなだとも思うのですが。

インタビューに応える面々の豪華なこと!ヴァンサン・カッセル。メルヴィル・プポー。ギャスパー・ウリエル。レイチェル・ワイズ。そしてガス・ヴァン・サント!etc…。ガスはいろんな方面でドランの先輩ですよね。彼のキャリアを擬える様に、意外とドランも大衆的なヒット作とか撮るかもしれない。ドラン監督のスターウォーズ!

インタビュー中、ドランが影響を受けた作品として『タイタニック』(!)と『花様年華』を挙げていて、変にシネフィル的なチョイスじゃないとこに好感を抱きました。そういえば、ドラン作品には『タイタニック』と共通するモチーフが頻出しているかもしれませんね!(検証一切しておりませんし、考えるつもりも無し。いわゆるDEMAKASE!)
そうか、『タイタニック』と『花様年華』が好きで、あとはドランとおんなじ才能さえ有れば、ドラン作品は撮れるのか!…いやいや。

52分しか無かったり、構成に特別なアイディアが無かったりで、物足りなさは否めないところですがドラニスト的にはこんな物でも大満足でしょう。今すぐGジャンの襟をぶったぎりたくなること請け合い!
ドラン作品未見の方には、一作目『マイ・マザー』から『マミー』まで順に観て、今作を。それから『たかが世界の終わり』と観進めるのがベストでしょうが、それとは全く別の楽しみ方として、ジャド・アパトーとかが撮った、架空の天才監督についてのモキュメンタリー作品と思いながら観るというのも楽しいかもしれません。「二十歳で長編デビューとかあり得んわ!」「二十代でカンヌグランプリとかもう少しマシな嘘を」「イケメンで役者もやるとかw」とか言いながら。
…まあ実際あり得んような怪物であるのは間違いないのですね。でも好き嫌いは間違いなく有りますし、そもそもこんな目新しさ皆無の情熱大陸みたいの、ファン以外が無理して見るようなものでは絶対にないですよ!それか、このフォーマットで品川祐の記録映画を作れば伝説の一作になりますよ!観た…いか?
ドラン版スターウォーズは観たい!アップショット・バックショットの嵐!レインボーのライトセーバー!ダースベイダーは実は母親‼︎(スターウォーズの事をあんまり知らない…)
すごい才能ですね、
何でもやる方ですさまじい熱量だなと、思いました。これだけやりきる、また結果を出すなんてすごすぎますね…。

そつなくこなせて、涼しい顔してるタイプ は好きじゃないですが、この監督のように魂を感じる事ができて力を発揮できる、そんな熱意に溢れるタイプは大好きです。

監督作品を見たくなりました。
彼の作品にここまで心揺さぶられるのは、
彼の、芸術家としての心の葛藤の結晶が、映画という一つの形だからだ。
ひたすら誠実で直向きで正義の人。彼の生き方から学ぶ事が山ほどあった。

無関心な知恵より、情熱的な狂気
まさに。
Jin

Jinの感想・評価

3.6
”「今」という時間を行きたい”



若き映画監督グサヴィエ・ドランを掘り下げたドキュメンタリー。

資金もないし撮り方もわからないのに10代からいきなり映画を撮り始めたドラン。
生き方すごい。

本当に映画の中に生きてる人って感じ。
周りの人が口を揃えていうのは、映画を撮っている時が一番生き生きしていて、少年のようで成熟している。

映画を取らないと死んでしまうっていうセリフも衝撃だったし、ドランの喋りが彼の映画のキャラクターそのもので面白かった。
異常な早口と剣幕。情熱的で繊細。

撮影手法ももちろん、音楽や衣装までこだわる緻密さ
と情熱は異常。ハイの人みたい…

衝撃を受けた映画のカットや流れを全部覚えてるというのもすごい。天才。

これからがまだまだ楽しみになった。
Hana

Hanaの感想・評価

3.6
観たい作品がたくさんある監督の1人。
ジャケットや音楽。いちいちオシャレ。
センスの良さが光る。
しかも イケメン…
髪型や服装も参考になった。

でもなんか 生き急いでる感じがする…
ドランの映画は、2作ぐらいしか観てないけど好きな作風だったので、気になり鑑賞。

結果、映画のことばっか考えてるこだわり強めの天才監督って感じでした。
でも、この表現使いたいけど使ったらダサくね?みたいなのを悩んだっていうのは少し人間ぽかった(笑)

早く観てない映画も観たくなった。
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