taka181

悲しみに、こんにちはのtaka181のレビュー・感想・評価

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)
4.5
自分を憐れみすぎることは愚かで、相手を憐れみすぎることは失礼だ。ちょうどいいバランスって意外と難しくて、だからそんな人をみると嬉しくなる。それが小さな子どもなら尚更だ。気丈にバランスをとりながらも、最後には張り詰めた緊張が解放される。人間の、生き物の美しさが、説明不要に描かれていて、素晴らしい。断固このお姫さまの未来を応援したいな。映画を観終わってそう思った後に、この脚本はほとんど監督の人生の実話だというのを読んで、私は再びすごく嬉しい気持ちになりました。
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