両親を亡くし叔父夫婦に引き取られた少女の心の機微が静かに丁寧に少女の目線に寄り添って描かれる。周囲から愛情を与えられていてもふとした瞬間に訪れる喪失感。少女の内にある言葉にならない感情が流れ込んでき…
>>続きを読む邦題が素晴らしいです
物心つく前というのは本能的で自我の芽生えの自覚もないから、言動に意味なんてないのかもしれない
そのような子どものお話だから脈絡を感じれない為、題名も意味も途中まで分からなか…
2024年149本目
カルラ・シモン監督の実体験を元にした映画だそうだが、長編映画デビュー作でこのクオリティはかなりすごいのでは、と驚かされる。両親を「ある病気」で亡くしたという設定は、想像される…
まだ言葉が少ない分眼差しで訴えかけるせいか、子どもの目ってすごく印象的。
フリダの処理しきれない感情はもちろん、叔母夫婦の心労と頑張りも想像できてひたすら彼らを見守っていた。実際にそんな経験があっ…
置かれた立場は全く違うけど
何故かとても共感できる。
甘えとか反抗とか嫉妬とか
うまく言葉に表現できない葛藤とか
それに手を焼く母の表情とか
あの時の情景や感情。
気付けば、
かつて少女だった自分…
ドキュメンタリーのような感じで、子どもたちの演技が自然すぎる。
両親をなくしたフリダ、多分死因はエイズでちょっと偏見もあり、可哀想なんだけど反抗的な態度にちょっとイラつく。
叔母夫婦はかなり暖かく迎…
(c)2015, SUMMER 1993