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悲しみに、こんにちはのAUのレビュー・感想・評価

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)
4.0
大事にされてる感覚はあってもどこか疎外感を感じずにはいられなかったり、ちぐはぐな行動をしてしまったり。
悪気なくしたことがこんなはずでは!って展開になってしまって、バツの悪さに加えて肩身の狭さを余計感じてしまったり。
そういう複雑で簡単には説明できない感情がいっぱい描かれていた。
これはきっと映像じゃないとできない表現。
自分でも何でかわからないけど、涙が出ちゃうことってあるよね。

原題は「1993年、夏」らしい。そっちのほうがいい気がする。
繊細な感情の機微が描かれてるのに「悲しみ」って言い当てなくても。
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