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悲しみに、こんにちはのMioのネタバレレビュー・内容・結末

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ガラスに鼻をつけると気持ちいい、鶏が怖い、1人で茂みの中に入ったときの冒険心とともに脇になんとなく感じる怖さ、みんなに隠れて神様にお祈りする、とかささいな挙動が多くの誰もが通った子供時代。
アナに自分のもらったぬいぐるみを見せびらかして優越感を感じていたのに停電が起こり両親に大事にされているアナを羨む一転したシーン。
かまってほしくてべつに特に嫌でもないのに前髪直してもらう、そしてその後の自分の行動に自分で嫌になる気持ち。おばさんに気を遣われているのを感じて寂しく思う気持ち。
気を遣わないで接するのが優しさの場面ってたくさんあるよなあ、、
子役の子達の目線と動きがほんとに自然で実際の出来事をのぞき見ているきぶんになる。
子供時代の感性をくすぐられる映画。
題名の 悲しみに、こんにちは 。
邦題としてとてもいい。悲しみがフリダにとって決して悪いだけのものではなくなったからこその、こんにちは。
数年前に見て、なんかすごく好きだったのは覚えてて再見。
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