あかり

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのあかりのレビュー・感想・評価

4.5
少年は青年へ。

(レビューラストにネタバレ含みます)
最速上映を終え、パソコンと向き合っております。エンドゲームのネタバレになってしまうので詳しく感想を書きたくないのですが本当は大きな声でみんなと感想を語り合いたい。

エンドゲーム後の世界。大きく変わっていく世の中と、ピーターパーカーの成長と、恋と、友情と。前作と変わらず、笑えて泣ける映画です。私は泣き笑いしました。ニックフューリー、ハッピーとお馴染みのキャラも出てきつつ、ミステリオという新たなキャラも登場し、いつも以上に賑やかなピーターの周り。ただ、随所に感じられるエンドゲームの名残に胸が苦しくなりました。








【ネタバレ注意】






























ピーターが本当に頼れる人がいなくなってしまった時に呼んだのがハッピーで、何も言わずに真っ先に駆けつけてくれて、「ドイツのホテルで明細には詳しく書いてなかったけどあれAV見てたのわかってんだからな」のセリフでなぜか号泣。機械いじりをするピーターにトニーを重ねて微笑むハッピーを見て号泣。「彼に会いたい」「私だって会いたい、友達だったから」のシーンで震えながら号泣。本当にトニースタークという人間がいなくなってしまった世界を見ているのだと再認識。悲しくてしょうがなかった。ハッピーがまるで父親のように、トニーがピーターにきっとしたかったであろうことをやっているのかと考えるとさらに涙。賑やかさとユーモアにあふれる作品だったが、常に一筋の悲しみが見えるのが切なかった。
さて、メソメソしている場合ではない。今後の展開を楽しみにまた今日から前を向いて生きていくのだ。笑
あかり

あかり