バズーカホ

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのバズーカホのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

スーツを作るピーターの姿がトニーとかぶるハッピー、思わず泣いてしまった。
その場面だけでもう十分すぎた。
ありったけのティッシュをください。

親愛なる隣人、スパイダーマンことピーター・パーカーはつくづく等身大だと改めて実感した。前作で瓦礫の下敷きになり、痛みや苦しみ、絶望感に包まれては助けを求めて泣き叫ぶ彼の姿は小さくて弱々しくて、みんなが認めるヒーロー像とは言えないかもしれない。
今回もそう。夏休みの楽しい旅行。気になるMJとどうにか近づきたいし、あわよくば付き合っちゃったりしたいな〜と淡い思いを抱いている最中、急に世界を救うぞ!!と大人たちに言われても、いやいや僕夏休み旅行中だし!?MJとのこともあるし!あくまで親愛なる隣人だからね?!と、ヒーロー活動に乗り気とは言えない。
それでも彼が動くのはやはり、人々を守るため。世界を守ったトニー・スタークという理想のヒーローが彼を突き動かし、鼓舞する。
アイアンマンを失った悲しみと傷跡は未だ癒えることはないけれど、彼の意思を確かに受け継いだピーターの存在とその成長は確かに希望になっている。

最後の最後にヒィ〜〜〜〜イヤ〜〜〜〜ってなった。

がんばれピーター!
負けるなピーター!!
バズーカホ

バズーカホ