久々のニール・ジョーダン監督作で、無表情のイザベル・ユペールがめちゃくちゃ怖い。ウィリアム・ワイラーの「コレクター」を思わせるストーカーモノで、閉所恐怖症の自分には箱のシーンがとても見てられなかった。
スマホを使ってあるトリックを仕掛けるのが、昨日観たばかりの「マチネの終わりに」と同じでちょっとびっくり。
リストの「愛の夢」に始まり「ハンガリー狂詩曲」に繋がっていく音楽の使い方がストーリーラインに沿ってて上手い。さすがに「子犬のワルツ」に乗せて踊るグレタはホラー過ぎだったけど。
本作を一言でまとめると、「持つべきものは友」ってことだね(笑)