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ジュリアンのすのネタバレレビュー・内容・結末

ジュリアン(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2018年、158本目。

グザヴィエルグラン監督×トーマスジオリア×呉美保監督。
ユーロライブにて、なんとも豪華な舞台挨拶。

家族という強固な繋がり、くだらなさを多面的に感じることができる一本。

細かなことを言うと、夫婦関係が崩れた原因の描き方に物足りなさを感じた。
それくらい繊細で、表現をすることで理解することではないということも十分伝わるのだけれど…。

子供が自分らしく生きていける場所や、選択して生きていく強さに光が見えた。

大人と子供の自由の明暗が、残酷にも映し出されている。
家族と他人の関係の白々しさも、これでもかという程に描かれていて、大打撃をくらう。

いま自分がどうやって家族と接しているのか、接するべきなのかを考えないわけにはいかなくなった。

詳細はまた追って。
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