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アンボイナじゃ殺せないのssr701のレビュー・感想・評価

アンボイナじゃ殺せない(2014年製作の映画)
2.3
(アマプラ見放題で視聴可能でした)
7月23日は島崎和歌子さん主演の特撮ドラマ
「魔法少女ちゅうかないぱねま!」が放送開始された日です!(1989年)
その記念すべき35周年を祝しまして
喜納和佳子さんが出ている作品を見てみます(無関係)

前作「ちゅうかなぱいぱい」が
小沢なつきの撮影ボイコットによって打ち切られ
急遽はじまった作品ですね!
小沢なつきはマネージャーとかけおちして失踪…
と伝えられてましたがマネージャーは臆したのか
待ち合わせに来なかったそうです…
それはそれでドラマになりそうなお話ですな…
まあこの経緯も本当なのかどうなのか
わからないそうで
なんだかよくわからないけど
再度小沢なつきが世に出てきたときはヘアヌード写真集を出してまた引退して
次に戻ってきた時は
AV女優になっていたのでした(豊胸手術済みで)

というわけで
よくわからない作品ではないことを願って…
雑に視聴開始です!


(ネタバレあり&惜しい作品でした)

モフモフつきマイクで録れてるみたいだな…
よしよし…と思ってたら(←誰目線やねん)
なんかBGMが大きくて聞きにくかったりでしたね…

でなんかザ・ノンフィクションみたいな
重苦しい展開があったり
犯罪に走る中ステキなボサノバのラブソングがかかったり…
なんだかなあ~な空気が漂いまくりでしたが
30分過ぎに事態が動いてちょっと面白くなってきます
単純に美女が出てくるからやろ!と突っ込まれたら
まあハイそうです…と答えざるを得ませんが…
青年と美女は奇妙な出会いをして行動をともにすることになります

「一緒に寝る?」なんて言われて
「べ…別にそれが目的じゃねーし!」と返す…
みたいなやりとりもあったりしてなんかドッキドキです
しかし無警戒に外を出歩いたりとかはいけませんなあ…

んでいつの間にやら膝枕をしてもらうほど仲良くなってて
キィーーーー!っと思いますが
とにかく冷静になって視聴続行です


圧倒的な悪というかクズと対峙して
青年は痛い目に遭ってしまいます
友達は彼を見て「足どうしたの?」と心配しますが
映像的にはそれほどひどい歩き方もしてませんし
何より足元がいっさい映ってません
それ以前に顔がボコボコなのに
そっちの心配をぜんぜんしないのです

これは…!
亀梨くん主演の映画「PとJK」で玉城ティナが
ケガをした友人の顔を見て1秒で「元気そうじゃん!」と
言い放ったシーンのオマ…
オマージュだと思われます
この作品は沖縄ロケですし玉城ティナは沖縄出身ですので
そう考えるのが自然だし他に選択肢が見当たりません

この友達は以前から役者を目指していて
今もオーディションを受けまくってる日々です
青年はそんな友達を「お前すごいな…ブレてないよ」と感心するのでした
ズレは感じますけどね…
この友達はのちのちのシーンで
女性の顔のケガにはすぐ反応してたので
ボク的にはブレブレだと思います


クライマックスに向け走り出すところなんか
音楽も良くてけっこう盛り上がったし
そこそこいいシーンもあります
…でもど真ん中にあるストーリーを
もっと大きく扱ってほしかったですね
場外乱闘や番外編ばかり見せられた気分です
もっと大胆に登場人物を減らしても良かったんじゃないかな?
いなくなってもそれほど心配されてない人もいるし…


ベタベタの展開になぜ持って行かなかったのか…
ストレスがたまる作品なのでした



(余談)
トドメとばかりにエンディングテーマも作品とは合ってない感じでがっかりでした
でもザ・沖縄な名字がズラズラと流れるエンドロールは
ちょっと壮観だったりして…
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