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モリのいる場所の月のネタバレレビュー・内容・結末

モリのいる場所(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好き。ほんまに大好きな映画。日本の良さ、私の好きな昭和の日本の雰囲気が、とってもよく出ていて、最高やった。


ちょうど、この頃、ワークショップに出す絵本を描いとった。どうしてもストーリーの最後の言葉が浮かばへんくって、そんな時に観た映画。モリのおかげで、素敵な絵本がかけた。


ほんまに、観てよかった。


やっぱり、迷わずに、私が描きたいものを、好きなように、描いてゆこうと思った。心で、描いてゆこうと思った。
世の中を追いかけなくてもええんやね。自由に、好きに描いて、それでええんや!

ほんまに嬉しくてしようが無かったです。




解放的な家に、次々と人がやってくる、あの感じも大好き。憧れ。将来ああいう暮らしをしたい。


この、ゆるりと整然とした暮らしをするまでに、何があったんやろう。どんなふうに、こう、なったんやろう。色々、あったんやろうなあ。「こんなに長く、生きちゃって...」。「俺は、何度でも生きるよ」。


モリもカアちゃんも、モリの森にやってくる人たちも、みんな好き。モリは偏屈じぃさんのように見えるけれど、なんやかんや皆に好かれる人気者、自由で純粋なモリさんはどこふく風。モリさんは人間が好きなんやなあ。


かく言うアタクシも、映画の最後には、生きるのが大好きなモリの魅力に虜です。


毎日の暮らしは、ずっと道草しとるようなものなのかもしれません。
何にも無くなるその日まで、寄り道 道草、するのでしょう。


私も、生きるのが好きなんやと思う。
月