ボスニア紛争のトラウマを抱える人が森の中でヤバいセルビア人と出会ってPTSD発症したりする映画。
Netflixで出てきたのでとりあえず観てみた。
面白くなかったのでボロクソにレビュー書きます。
まず、胸糞悪い傾向にあるのであまりオススメはできない。常に背景がボヤけている描写や、緊迫したシーンで幻覚妄想シーンが挟まれたりしてテンポが遅く感じるなど、観るのを妨げる要素が多い。
戦争のトラウマは本人にしか分からないというのは理解するが、やはり部外者目線から見るとあまりにヒステリーすぎるし、細かいこと説明しないでキレるもんだから、PTSDを理解してもらう映画としては大大大失敗ですね。観ててイライラしちゃう。
セルビア人=悪役の縮図で描いているのも観てて不快だ。紛争では実際セルビア人による虐殺が起きたのだし、現実は甘くないのかもしれないが、民族関係が問題となった戦争を背景にしながらこういう描き方をするのは、いかがなものか。
