mackiee

ジョン・ウィック:パラベラムのmackieeのレビュー・感想・評価

2.0
ナイフだったり動物だったり。新鮮なアクションシーンに対する作り手の飽くなき情熱には改めて心打たれました。が、その新鮮さを求めるがあまりケレン味が鼻をつきはじめたなぁ、というのが本作の印象。

私がこれまでアクション映画に触手が伸びなかったのは、まさにジャンル映画特有のケレン味が苦手だったから。本シリーズに興味を持つきっかけとなった『ベイビーわるきゅーれ』では、そのケレン味を超えたドライで即物的な暴力性に心を射抜かれたのだと、改めて気がつきました。

最後の方など特に、従来のアクション映画ファンに向けたファンムービー化しちゃっている気がして、アクション弱者の私にはtoo muchでした。
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