流石にシリーズ3作目ともなると話の整合性が散らかってきますね。
それを誤魔化す為でしょうか、無駄にアクションてんこ盛りとなっています。
シリーズ通してキアヌ・リーブスの柔道ベースの投技からのヘッドショットアクションが斬新に感じていたのですが、今作では旧ソ連の軍隊格闘技コマンドサンボを学んでいたかの様なやりとりがありました。
クライマックスのシーンでは「燃えよドラゴン」や「死亡遊戯」を思わせるブルース・リーオマージュや「ザ・レイド」シリーズに出てたヤヤン・ルヒアンやセセプ・アリフ・ラーマンが敵方にいたりとアクションファンを喜ばせる要素が満載です。
只、ラスボスのスキンヘッドの殺し屋が片言の日本語を話していたのは結構気になりました。
日本人役にしたいのなら日本人の役者さんを使って欲しかった。
真田広之や渡辺謙等殺陣が上手い役者さんはいるのですから。