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ジョン・ウィック:パラベラムのkonoesakutaのレビュー・感想・評価

3.8

過去2作を一気にボルテージアップしたハイテンションハイパー作品。アクションファンなら見所しかない。

追われる側になってもジョン・ウィックは強い。体落としして腕をきめてナイフをズブズブ刺す。頭撃って体撃って頭撃って体撃つ。このジョン・ウィックスペシャルはすっかりおなじみになり技がきまるたびに私はニヤッと笑ってしまう。あ、ナイフズブズブは少々目を背けてしまう。いい意味で(この頃世の中では結構暴言してもその後に「いい意味で」とつけると許されるような気がする)。

ハルベリーってどうしてこう作品から浮いてしまうんだろう。ソードフィッシュとかひどかったなあ。あのね、ハリウッド映画って出来るだけさまざまな人種の方に出演してもらわないといけないんでしょう?その枠にたまたまハルベリーがはまっただけのような。あのズラは最悪だ。でも体術はなかなか良かったぞよ。

これはここからさらに作品は暴発していくに違いない。ワイルドスピードとかバイオハザードとかが頭をよぎる。どちらも初作を大きく飛び越えてタフに進化し続けた。初作をはるかに上回るスケールで、かつギリギリファンをつなぎとめ新たな視聴層を拡大していった。ワイルドスピードなんて戦車に潜水艦、なんでもござれ。軍隊と元泥棒。すげえな。

まあジョン・ウィックも今15歳以下の方が大きくなりレンタルで観て、次第にファン層を増やすのは必至。ここに来てキアヌリープス人気再燃アクションスター全開。何もかもを応援している、いい意味で。