冒頭に“ここまでのジョン・ウィック”みたいなのあるけど、観た人が思い出す用って感じなので、まだ観てない人はちゃんと前2作観てから行こう。面白いから。
映画内の時間が、1作目から今作までほぼ隙間なく繋がっているのでイッキ観にも最適。ずーっと殺しあってるよ。
とにかくアクションのつるべ打ちなのに飽きない事が凄い（しかも3作目）。序盤のナイフや馬のくだり最高でしょ。ハル・ベリー演じるソフィアの、犬を使った“女版ジョン・ウィック”も楽しい。彼女もまた“犬”を大事にしているというのがいい。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のブロンことジェローム・フリンも味のある役で登場。
ストーリーがほとんど無いとか、いくらなんでもジョン無双過ぎるとか、そんなことはどうでもよくなるくらいの痛快娯楽活劇。いやほんと楽しい。
『マトリックス』でキアヌのスタントダブルを演じていたチャド・スタエルスキ。まるで『ワンス・アポン・タイム・イン・ハリウッド』のリックとクリフのような関係性の2人とスタントチーム“87eleven Action Design”が、楽しみつつも丁寧に作り上げたマスターピース。
『ジョーカー』を観て、ささくれだっていた心を晴れやかにしてくれた。どっちもすげー好き。映画の面白さという物の両翼を担う快作が日本で同日公開って凄い。
