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きみへの距離、1万キロのwhitelilyのネタバレレビュー・内容・結末

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

ロボットの遠隔操作で繋がるふたり、なんだか近代的でロマンチックな恋愛だな〜と胸をときめかせて観たけれど、、、ちょっと私には合わなかったかな(^^;)
設定自体は素敵なんですよ、ネットが普及していない地域はまだまだ世界にあるわけで、そんな地域でロボットを使ってコミュニケーション取り合ううちに愛が育まれていくのかな~っていうもろ純愛ラブロマンスを描いて観てしまったがために〜ちょっとう……うーん。
恋愛というか…これは悲劇。
主人公に共感できなかった部分も大きいかも。別れた彼女の面影追いながらロボット使って監視っていうのがあの…ちょっとストーカーちっくに思えて怖かったです…。現代のロボット工学も発展してるしそれが出来てしまうっていう可能性も含め、怖い気持ちが勝った。

ラストの展開も、いいの??本当に?(^^;)とイマイチ心に響かず…。
なにより主人公が仕事ほっぽりだして上司に迷惑かけたうえに、彼女が幸せになることが仕事よりも大切だと言い出した場面には、おいおいそれは違うだろ、とついツッコミ!純愛求めすぎて自分の道突き進み過ぎだろ〜と個人的に納得いかなかった。

でもね、やっぱり恋愛って大切。そこここの地域の風習はあるだろうけれど、嫌がる女性を無理矢理結婚させる風習にだけは賛成できない。アユーシャのような女性が世界のどこかで苦しんでる現状に心が痛んだ。
うーん、やっぱり悲劇。
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