ダイハードの3作目。3は1,2作目とは違って街中が舞台。"限られた空間のなかで孤立無援なマクレーンがひとり奮闘する"という1,2の設定を踏襲していない今作だけど、やっぱり期待を裏切らない面白さ。前作の面白さを残したまま、また違った面白さを見せてくれる。
私はドラマや映画は、ストーリーというよりはキャラクターや俳優が好きになることでその作品を好きになることが多いんだけど、今作もそのひとつだと思う。いつも事件に巻き込まれ、文句を言いながら血まみれになりながら何とかしてくれるマクレーンというキャラクターが大好き。だからどんな設定でも舞台でもそのキャラクターがブレていなければ面白さは変わらない。
毎回マクレーンの相棒的存在がいるけど、今作のゼウスもいい味出してる。今作は2人で謎解きをしながらNY中を駆け回ることになるんだけど、謎解きもなかなか面白くて一緒に考えながら見れて楽しかった。
敵も知的でかっこいい。1作目好きとしては大好きなハンスが絡んでいて嬉しかった。
毎回マクレーンなら何とかしてくれるだろうとは分かっていても、ドキドキハラハラしてしまう。やっぱり私はこういう映画が好き。