わたこ

プーと大人になった僕のわたこのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
3.8
いい話だな〜。

大人になったクリストファー・ロビンの物語。仕事に明け暮れる毎日で家族とも少しずつ心の隙間ができていく。そんな日常に、忘れていた子どもの頃のままのプーさんがやってくる。
家を蜂蜜でベタベタにしたり、棚を壊したりするプーさんを観て、あーあ…と思ってしまった自分。大人になっちゃったんだなぁ。

とにかくプーさんが名言しか言わない。

"Doing nothing often leads to the very best something."
ー"何もしない"は最高の何かに繋がるんだ

"I always get to where I’m going by walking away from where I’ve been."
ー行ったことのない所へ進まなきゃ。ある場所に戻るんじゃなくて

"Sometimes when I’m going somewhere and I wait, somewhere comes me."
ーどこかへ行きたいと決まっていると、どこかの方が来てくれる

"Is it more important than a balloon?"
ーそれは風船より大切なもの?

"So, I shouldn’t be me?"
ー僕は、僕でいちゃいけないの?

家と仕事の往復に疲れた心に沁みますね…。

今回は子どもの頃に慣れ親しんだプーさんの声に近い吹き替え版で観ていたんだけど、主人公の声が堺雅人すぎて笑。会社で上司に抗議するシーンは半沢直樹を観ている気分になったので、結局字幕と吹き替えを切り替えながら鑑賞。

プーさん達が可愛くて抱きしめたくなる。疲れた日常を癒してくれる映画でした🍯
わたこ

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