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ターミネーター ニュー・フェイトのj3livingのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うわー本作観ないまま5年も経つのか…。
そしてやっと観た。
つらつらと書いてたらやたら長くなっちゃいました。先に謝っておきます。ごめんなさい。

それでは参りましょう。

若き日のサラ・コナーとジョン・コナーが出てきた(しかも新録)!と思ったらジョン、T-800に撃たれて死んじゃうし、過去作でこんな展開あったっけ?

サラじゃない別の女子を殺しに、Tシリーズじゃない別のターミネーターがタイムスリップして来て、そいつを阻止するためにカイル・リースじゃない別の(女)兵士が時空を超えて送られて来ます。
あれ?役を丸ごと入れ替えた焼き直し?
サラとかT-800は?

今度のターミネーターはメキシコ人型?ラテン系?ブエノスディアス!!
「ミーガン」の時も思いましたが、人間に敵意を持ったAIロボットはネットの情報かっぱらったり、人の声真似して無線通信したりと出来ることが無限。
こちらは液体金属なので見た目を変えるのも何なら分裂合体も自由自在。何故かデフォルトの人間体(上記のラテン系の人)があるけど。いくら形を変えてもちゃんと元の姿に戻って「あ!あいつだ!」ってわかりやすいところが律儀。
未来の技術満載なのに、人に接触しないとその人に変身できなかったり、軍のネットワークからターゲットの居場所探ったり無人機を操る時は、軍のネットワーク拠点に実際にわざわざ行って、その場の人を惨殺して、どうやってネットワークにアクセスするのかと思ったら、端末のキーボードとかに繋がってやってるのを見て、デジタル風だけど案外アナログだなあと感心しました。

本作での悪役はスカイネットじゃなくてリージョンという別AI。だけど立ち位置全く同じ。
サラ達が活躍してスカイネットが繁栄しなくなっても、必ず悪は蔓延る、ということなのでしょうか?
まあ悪と言ってもマシーンなので悪いとか良いとかは無くて、理想実現のためにはこの星の人間っていう生物邪魔だなってなってるだけなんだけども。

あの歳のリンダ・ハミルトンが出てくると「ハロウィン」シリーズのジェイミー・リー・カーティスを彷彿とさせる。まあ割と終始悪態ついてる怖いおばあちゃんだけど。でも体は鍛えてる。
一作目に出たときはまさか自分が35年も同じシリーズに出続けるとは思わなかっただろうね(「出続け」てはいないか)。
あれ?35年?顔老け過ぎじゃn
何でもないです。

シュワルツェネッガーも登場しますが、今回は完全に2019年の姿。T-800ってどうやって年取ったの?骨格も若干変わってるような気がするし。自分で老け改造してるのかなあ。

あのとき風(ふう)のサングラスを掛けそうで…掛けない。例の決めゼリフとか言いそうで…言わない、っていうのがむしろ良かったです。
でも「お約束」を期待してたのにー、という観客がいるのもとてもよくわかる。
ていうことで中途半端な評価になっちゃったのかなあ…。
アクション映画としては及第点です。
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