『T2』を愛するあまり「正統続編だぁ？俺を納得させたらヘソで茶を沸かしたるわい！」と相手にせずはや数年。ようやく現実に向き合い鑑賞。
いや、思った以上にターミネーターしとるやないかーい！
生憎、本当にヘソで茶を沸かさないといけなくなるほどのクオリティではなかったが(ふぅ…セーフ)、少なくともジェームズ・キャメロンがカムバックしただけのことはある魅せ方。そして、リンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーが揃うだけで格が上がる。
ただやはり惜しいのは液体金属と思しき敵のターミネーターに今更何の意外性もなく、足止めしては逃げ足止めしては逃げの繰り返しで少々退屈な時間も。
しかし、新たなターミネーターシリーズを新旧キャスト織り交ぜて描こうとしたキャメロンの野望には拍手を送りたいし、個人的に合格ラインを超えてきた思い。
続編構想が立ち消えになったのが残念でならない。
…『ターミネーター4』はもう観なくていいか？
