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ターミネーター ニュー・フェイトのwksgknchのレビュー・感想・評価

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正当な続編という触れ込みは、ある意味では間違いでは無かった。
2への、全体のターミネーターシリーズへの敬意が感じられた。
登場人物もここにきて参加したのもある。
エドワード・ファーロングもいたからね、しかしあれはどうやったのかな。。。
CG?
カーチェイス、ヘリコプターなどのシーンもそういう事かなと思ったり。

原題は「dark fate」、暗い運命、邦題はニューフェイト、新しい運命。

監督はデッドプールのティム・ミラー、アクションは悪くない。
武器を使い、スローモーション、カメラワークを巧みに使って、
カッコいいシーンになっている。

昨今の風潮から、サラ・コナー、グレース、ダニー、と女性が前面に。
いきなり驚きのシーンから始まる本作。
グレースの姿のカッコよさは良かった。強化されていて、タイムリミットがある設定も面白い。
サラ・コナーの決意と、自身の老いやジョンへの想いなどはせつない気持ちに。

この手の未来からの使者的映画、更に過去で決着つけたら良いじゃん、
どうして1体でいつも来るんだ、という疑念をいかにして持たれないか、
それだけの物語の強さや意味を与えられるかがどうしても難しい、
希望なのか絶望なのか、本当に未来は変わるのか、
あるいはそんな事しても意味ない、新たなヒーローは生まれるんだ、
人間は負けない、という事につなげるか。

かつては新鮮だったこの発想も今では新しくないし、
未来、機械という点で、トランスフォーマー、パシフィック・リム、
アリータなどの映画が多数あるわけで、
もしかすると、T2という呪縛がターミネーターの続編を
難しくしているのかもしれないなと。。。。
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