このレビューはネタバレを含みます
息子をすぐさま戻らせろ!ってなるミハエルの気持ちもわかる
その行動のせいで、息子が死んでしまうことになって、ミハエルだってそんな事分からなかったんだから仕方ない、でも許せないというダフナの気持ちもわかる
息子がノートに書いたブルドーザーと持ち上げられる車
ブルドーザーがあなたで、私は車ね
いやその逆だ
なんて両親は話しているけれど、その本当の意味を二人が知ることはこの先絶対にないだろう。
息子は死んでしまって、息子がした事も、息子の気持ちももう誰も語ることはできないのだから。
それはまた、あの埋められて無かったことにされた四人の若者も同じ…
と、とりとめもなく断片的な想いが浮かんでは消える。
そういえばあのシーン、あの時、あんなふうに思ったな
とか、語り合いたくなる。
犬を蹴るのだけは頂けなかった。
そういうのは本当に苦手。
あとダフナがシャルロットゲンズブールに見えて仕方なかった